皮膚科の医者である私にとって、このアルミの定規は必需品です。毎日の診療に欠かせません。ホクロや円形脱毛などの大きさを測る時に使用するのです。実際には安くても、安っぽく見えないので、患者さんの前に出しても恥ずかしくありません。(医療用だと思っている人もいるかも) そして何より重宝なのが、一般の定規では、端に0.5cmぐらい目盛りのない部分があって、それから目盛りが始まるものが多いのですが、これは、端から目盛りが付いていること。イボなど、皮膚表面に飛び出たものの高さを測る時、その威力を発揮します。使用時の注意としては、材質上、白衣のポケットから取り出して、そのまま患者さんの素肌に当てると、"ぎゃー、冷たーい!"となるので、一瞬、手で暖めるのを忘れないことです。機能的にもデザイン的にも大満足で、数年間の使用で目盛りが薄くなってきた今、2代目を検討中です。