ご存じの通り、無印良品の店内では、いつもオリジナルのBGMが流れてます。このCDは、それら数々のBGMを集めてまとめた、「いわば音楽の無印良品です。」(無印良品CD「BGM」より引用)
無印らしい、生成色のシンプルなジャケット。それを見ただけでも、ジャケ買いしたくなるステキなこのCD、なんと3枚組(disk a/disk b/disk c)32曲入りというステキさ。そして曲を提供しているアーティストも、かなりステキです。CDの構成は、次の通り。
細野晴臣 [disk a-1~2](←元YMOのあの方)
新津彰夫 [disk a-3~10]
モダンパストラル [disk b-1~2]
Dr.Kプロジェクト [disk b-3~6]
配島邦明 [disk b-7~12](←TVの曲などでおなじみのあの方)
セラフィム [disk c-1~5(春夏編),6~10(秋冬編)]
現在お店でかかっている曲は、セラフィムの曲のようですね。3枚目を聴くと、どれもおなじみの曲ばかりで、自宅でも手軽に無印のお店にいるような気持ちになれます。とはいえ、1枚目、2枚目の曲はよく分からないかというとそうでもなくて、聴くと「あぁ!これ聴いたことある!」って方も多いのでは。そんなあなたは、かなりの無印マニアですね。胸を張ってお父さんやお母さんや弟に自慢して下さい。かなりの確率で引かれます。
実は僕、このCDの中で一番感動したのは、細野晴臣の2曲目「TALKING」なのでした。僕が初めて入った無印のお店は、横浜西口店だったんですけども、そのときにかかってた曲が、この曲だったのです。想い出の曲なのです。他のBGMの曲が大体3分~5分程度なのに対して、細野さんの曲は15分、さらにシンプルすぎるほどシンプルな曲。かなり浮いてますね。さすが、大物っぷりをいかんなく発揮していますね。でも、主役は商品、BGMらしく脇役に徹し、でもお店の雰囲気を最高に心地よくする計算し尽くされた曲、やっぱりさすがなのです。
そんなステキなCD、せっかくですから、それぞれのアイディアで、いろんな場面で活用していきたいですね。例えば、
◆浮気時のアリバイ対策
浮気相手の家にいるときに、ケータイに彼女からTELがかかってきた!そんなときにはすかさずこのCDをPLAY!!まるで無印のお店にいるかのように振る舞うのです。
「あっゴメン!今無印にいるんだ!またあとでTELして!」
「やけに静かね~」
「お客さん、少ないからね…」
「いらっしゃいませの声も聞こえないんだけど~」
「店員さん、休憩中、なのかな…」
「BGM、夏でも冬用の曲がかかってるんだ~」
「…」
「あのCDと同じ曲順だね~」
「…」
「夜の11時でも営業してるのね~」
「…」
彼女が無印マニアの方、詰めが甘いとうまくいきませんので注意。あぁん…(経験談?)